寒チヌ釣り!真冬のクロダイが捕食しているのは何か?
真冬のクロダイは比較的水温の安定している
深場にいることが多いというのは黒鯛釣りを
行っている方であれば常識的に知っている
ことでしょう。
磯場などでは水深のあるところ。
河口などでは澪筋などです。
では、真冬のクロダイはその深場でどのような餌を
食べて生活しているのでしょうか?
これが分かれば餌を何にすればよいのかや、
ベイトを知ってルアーセレクトの参考にする
ことも可能となります。
そこで今回の記事では真冬に釣れた黒鯛
のおなかの中から出てきたものは何だったの
かを紹介したいと思います。
餌なら貝と海藻!ルアーはシャコ系の甲殻類が良い!
結果から行ってしまうと、河口部分などの河川に
居ついている黒鯛のおなかの中から出てきたのは
- アナジャコ
- カニ・エビ類
- ホトトギス貝
- カラス貝
などの、海底付近から離れることなく捕食
が可能な甲殻類や貝。
水温が低く、活発な行動ができない状況下
でその場で見つけて食べられるものを食べて
いるようです。
しかし、場所が変わって磯場のクロダイになる
と食べているものがガラッと変わります。
磯場のクロダイの胃の中からも、もちろん
甲殻類や貝類は発見されていますが最も
多いのが海藻なのです。
海藻は海底の沈み根などにも磯場では豊富に摂取
することが可能ですし、何よりそこに生えているもの
ですので追いかけまわして捕食する必要がありません。
クロダイにとってはこれほど楽な食事はないのでしょう。
アオサ餌を使用したメジナ釣り師の竿に黒鯛がかかる
のもこのような傾向から起こることなのでしょうね。
冬場のアオサのクロダイ釣り、面白そうです。
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